旅先で会った良い音楽、今回はConor Maynardを。
Conor Maynard(コナー・メイナード)も私が海外で旅してる最中に知ったアーティスト。
海外の安宿でドミトリーに泊まった場合はテレビなんて部屋に無い。
けど、長期滞在のバックパッカーが少ない街では個室しか見つからない事が多くて、個室だと部屋にテレビがあったりする。
テレビを見る機会が少ない日々が続いた後にテレビ有りの部屋に泊まると、やはりどうしてもついテレビをつけてしまうのだ。
で、MTV的な音楽チャンネルを見ていた時に流れていたのが今回紹介するConor Maynardの「Vegas Girl」という曲だった。
けれど、その時はあまりピンと来なかった。曲調も服装も似合ってないし、こんな感じのは俺の好みじゃねえなぐらいに思った。
でもしばらくして偶然「Turn Around」を見た時に、俺が間違ってましたすごく良いと思いますって降参した。
Conor Maynardはイギリス出身で、1992年生まれとまだ若い。
アーティストになるまでの経緯はとても現代的で、きっかけはYouTubeにアップした動画から。色んなアーティストのカバーした動画をアップしていて、それが本人の目にとまり、メジャーデビューに至るというもの。
同じような経緯でビッグスターになったアーティストにカナダ出身のJustin Bieberがいるけど、Conor Maynardは驕ることなく地道に音楽活動に取り組むあたり好感が持てる。
Conor Maynardの直接的なきっかけになったのはNe-Yoの「Beautiful Monster」という曲で、前述した「Turn Around」という曲ではNe-Yoとの共演を果たしている。
他のアーティストの曲をカバーするのは今でも続けていて、「Covers」というアルバムも出している。YouTubeではConor Maynardがカバーした曲がたくさんアップされている。
例えばAdeleの「Hello」とか、Justin Bieberの「Love Yourself」など。
むしろ原曲よりカッコイイ!と思ったのが、Alan Walkerの「Faded」。
実際、カバーした曲のコメント欄を見てみると、「オリジナルよりも良いわ!」なんてコメントを見かける。
ただカバーするだけじゃなく、別の女性アーティストと一緒に歌ったり、別のラッパーがラップを挟んだりと、原曲を適度にアレンジしてカバーしているので、面白い。
あと最近YouTubeで見てびっくりしたのが、Calvin Harris feat.Rihanna の「This Is What You Came For」。
まさかあの曲をアカペラとボイスパーカッションでカバーするとは!音だけ聞いてたら普通にエレクトロニカ的だったから最初気付かなかった。
映像で、やたらレコーディングしてる様子が何コマも出てきて切り替わるから、何だろうと思ったら使ってるボイスパーカッションの部分が曲と連動してる作りになってて、気づいた時はぶったまげた。
いやあ、すげぇぜ。
という訳で、ひとまずNe-Yoとコラボした「Turn Around」から是非見ていただきたい。まだ3ndシングルだったのに、Ne-Yoに負けないアーティスト感。ちょっとした動作にもキレがある。
そして相変わらずNe-Yoのカッコつけ具合が凄まじい・・・。
見ました?そしたら続いてカバーしてる曲をざっと聞いてみていただきたい。特に「This Is What You Came For」ね。
色んな曲調を歌いこなす事ができて、アレンジする才能もかなりある。たっくさん努力してきたんだろうなぁ・・・。若いのにすごいや。
俺も何かできたら・・・って思うだけで、努力しないんだよなぁ・・・。あぁダメだ俺なんて・・・。ただの無職の甲斐性なしの貧乏人だ。
旅先で会った良い音楽、Conor Maynardでした。
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