旅先で会った良い音楽、今回は日本のバンド「Fear, and Loathing in Las Vegas」を。
「Fear, and Loathing in Las Vegas」は2008年に神戸で結成されたバンド。
私がこのバンドを知ったのは海外で会ったハードロック好きの女の子に紹介されたのがきっかけ。
そのハードロック好きな子とはたまたま出身が同じ県で、しかも私の後輩のバンドの事も知ってたのでよく音楽の話をしたのですが、その時にFear, and Loathing in Las Vegasが話題に出てきたのです。
Fear, and Loathing in Las Vegas・・・そのバンド名聞いた時、ちょっと待てよどっかでその響き聞き覚えあるぞ、と思った。
あれは・・・そうだ、大学生ぐらいの時に観た映画、テリーギリアム監督、ジョニー・デップ主演の「Fear, and Loathing in Las Vegas」だ!(ちなみに邦題では「ラスベガスをやっつけろ!」というタイトル。なんだそりゃ・・・。)
話が逸れますが、当時私はまだ日本では一部の映画ファンにしか人気がなかったジョニー・デップが大好きで、ジョニー・デップが出演している映画ばかり観ていた。
特に、ジム・ジャームッシュ監督、ジョニー・デップ主演の「DEADMAN」って映画は、最高。今までの自分の人生の中で一番繰り返し観た。何回観たかもうわからん。
「パイレーツ・オブ・カリビアン」の大ヒット以降、ジョニー・デップが好きと言うとミーハー感がでるようになってしまったので困ったけど。
話をバンドに戻しましょう。
実際にバンド「Fear, and Loathing in Las Vegas」の音楽を聴いてぶっとんだ。
めちゃくちゃカッコイイ!って。もし自分が十代だったら、間違いなくドハマりしてる。
曲調は、コレというようなジャンルに収める事ができないほどで、ハードコアメタルを基調としてエモ、スクリーモ、ダンス・ミュージック的な様々な表情にころころと変わる。
しかも最初のアルバム『Dance & Scream』をリリースした時の、メンバーの平均年齢が19歳だとお!?凄すぎだろ・・・。この演奏、この曲展開を平均年齢19歳が・・・!?
一昔前に、The Musicも平均年齢19歳で出したデビューアルバムも衝撃的だったけど、Fear, and Loathing in Las Vegasもマジで衝撃だった。
曲を聴いてたら、ふと聴いた事ある曲が・・・。曲名は『Let Me Hear』。・・・『Let Me Hear』?。
あっ、そういや「寄生獣 セイの格率」ってアニメのオープニングテーマだ。
寄生獣のアニメ観てる時、毎回オープニングで「へーこのバンドなかなか良さそうだな」と思った事を思い出した。
Fear, and Loathing in Las Vegasのメンバーは若干のメンバー変更があったが現在は6人。
ボーカルはクリーンボイス担当のSoと、デスボイスやシャウトとキーボード担当のMinamiの2人。ギターはSxunとTaikiの2人。ベースは2013年に加入したKei。ドラムはTomonori。
<2019年追記>・・・2018年にSxunが脱退した後、2019年1月にはKeiが急性心不全で急逝。
2019年6月にTetsuyaが加入し、2020年現在は5人体制になった。
とにかく、音楽の才能が無い自分には、聴けば聴くほど不思議でしょうがない。
一体どういう感覚してたらこんなメロディー・曲展開・アレンジが生まれるのだろう。ほんと尊敬する。
という訳で、旅先で会った良い音楽、今回は「Fear, and Loathing in Las Vegas」でした。
マジですごいぞ。
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