日時     2013/07/22
場所     アルメニア エレバン
F値     8
露出時間   1/180

容赦なく照り付ける太陽。石の階段を上りながら流れてくる汗を拭う。
ここはアルメニアの首都エレバンの中心部の一つ、カスケードコンプレックス。
そこで見たのは今にも襲い掛かってきそうな雰囲気のライオンのアート作品だった。

アルメニアはコーカサスと呼ばれる地域の国で、私が訪れた中でもかなり好きな国の一つ。
隣接してる国は、北がジョージア、東がアゼルバイジャン、南がイラン、西がトルコ。
そのうちアゼルバイジャンとトルコの2国とは超絶仲が悪い。
でもアルメニア国内はめちゃくちゃ平和で、治安が良くて、夜でもある程度安心して歩けるぐらい。

首都のエレバンにはカスケードコンプレックスという展望台かつ美術館になっている場所があって、私は暇つぶしの散歩の目的地としてよくぶらついていた。
カスケードコンプレックス周辺には様々なアート作品が置かれていて、芸術めいた雰囲気が漂っている。
地形を利用したピラミッド型で、石の階段がずっと上まで続いている。その所々にまたアート作品が置かれている。
7月中旬のアルメニアは暑かった。湿度は低いからジメジメとしたイヤな暑さではなかったけど、歩いてるだけで汗がどんどん出てくる。
外出する時は、こっそり街を歩いているアルメニア美人を見る為に・・・じゃなかった、眩しい太陽から目を守る為に買ったサングラスが必須だ。

ひぃひぃ言いながら階段を上ったら、すごい迫力のライオンが。最初は「へーすごいな」ぐらいに思ったけど、近づいてよく見てみたら、タイヤだ!
これ全部廃タイヤを切ってこんなリアルなライオンを作ってんだ!「へーすごいな」どころか、「マジかよ、ウソでしょ、やっべぇ凄すぎだろ!!」ってすっかりテンション上がった。
ぐわあって口を開けてる顔のしわの感じとか、タテガミの感じとか、爪や尻尾の感じとか、全てめっちゃ上手い。
もうファイナルファンタジーに出てきそうな雰囲気がたまらん。

ただし、2017年に再度アルメニアを訪れた時に見に行ったら、この階段を上がったところにある場所にはもう無かった。
あ~あ、もう一度見たかったなぁと思っていたら、階段下の色んなアート作品が並んでるところにこっそり移動されてた。
心なしか威厳も薄れてて、ちょっと残念。

アルメニアは物価安いし女性が美人かつ巨乳揃いだし治安良いし人柄も良い人ばっかりだし見所あるし女性が美人かつ巨乳ばかりだしほんとに好きな国。
もっと近くにあったらいいのに。


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