どうもです。今回から数回はベトナムにあるハロンベイ(ハロン湾)をご紹介。
でもその前に軽くベトナムの首都であるハノイにも触れておきたいと思います。

ベトナムの都市は?と訊かれてパッと思い浮かぶのはきっとホーチミンの方でしょう。
2回訪れている私でも友達と話してる時にハノイの話をしようとしたらふいに「えーっと、あれ?あの、あそこ。ほら、ホーチミン、じゃなくて~」とド忘れして名前が出てこなかったりするぐらいの薄い存在感(自分だけか?)。
アメリカでいう首都のワシントンDCと商業的最大都市のニューヨークみたいなものかな。

日本人バックパッカーにとって、ハノイは割と印象が悪いことが多いよう。
私も何度かハノイについて愚痴を旅人から聞きました。よく聞くのがやはり「ハノイは人が悪い」というような話。
もしかしたら物を売りつけられたり食事代を多く取られたりしたのかもしれません。
けど、まぁ仕方ないとしか言いようがない。ウィキペディアによると、ハノイの人々の平均年収は日本円で約13万円らしい。
という事は、月収で言ったら毎月1万円ちょっと。ベトナム人が一ヶ月働いて、やっと日本で高校生が2~3日で稼げる金額に等しい。
だから、ちょっと何かトラブルあった時にすぐに「ベトナム人はクソだ!」なんて声を荒げずに、彼らも生活に大変なんだということを理解してあげてもよいかと。
食事代に関して言うと、まず値段を先に確認しておけばトラブルも少ない。ベトナムの屋台や安い店だと値段が表示されてないことが結構あるんです。
例えばフォーの店に入って一つ注文して食べた後に「いくら?」って聞いたら意外と高くて口論して気分悪くするかもしれない。でもそれは先に確認しない方が悪い。(ついでに同じフォーでも地元の人は安くて外国人は高いこともあるかもしれないけど目をつぶってあげよう)
しかもベトナムの通貨であるベトナムドンはゼロが多いので余計に高く感じてしまうんだよな。「30,000ドン」って言われたら「高っ!」って感じになるんだよね、実際はおよそ150円なのに。

こちらはハノイで私が通った店の店主の夫婦。最初に泊まった宿のドミで会ったドイツ人の女性が「ブンチャーって料理がおいしいわよ」と教えてくれ、探して食べてみたらホントに美味しくてよく食べました。
私がこの店に通い始めた時は20,000ドンだったんだけど、しばらく違う町に行っててまたハノイに帰ってきた時には25,000ドンに値上げされていました・・・。
ベトナム人の性格として、私の印象は、粘り強い・折れない・たくましい、です。
悪い意味ではなく、称賛の意味を込めてそう思います。中国だってフランスだってアメリカにだって屈せずに退けたぐらいですから。かなり根性ある。

私は路地好きなので、こういうのがたまりません。線路が生活道路の一つになっている感じ。
インドネシアの地方でもこんなの見て、あれ危険じゃないの?ってインドネシア人に聞いたら、大丈夫だ日本みたいに早いトレインは走っていない、と言われ何だか妙に納得しました。

ハノイでよく見かけた住宅。
各部屋にベランダがあるのがよいですね。

どっかの市場。旅先でローカルマーケットがあればのぞきたくなるのがバックパッカーというもの。
あれこれ見てるのは楽しい。まぁ特に買う物は無いんですけどね。




ハノイ中心部の湖、ホアンキエム湖。
結構でかくて市民の憩いの場になっています。私も散歩しました。

ある時、手に20冊ぐらい本を抱えたベトナム人の青年が声をかけてきて、本を買わないかと言ってきました。もちろんベトナム語で書かれている本だし、買わないと答えました。
青年は少し英語が話せたのでそのまましばし会話してたのですが、私が「そうやって歩いて本を売って回ると怪しくて売れないから店を持った方がいい」と言うと、青年はただ「無理だ。無理だ。」と弱々しく言って首を振るだけでした。
ベトナム人の経済事情を知らなかったとはいえ、無神経な発言だったと今では反省しています。きっと元締めのような誰かから仕入れた本を売って一日中歩き回ってよしんば売れたとしても、本の仕入れ値を差し引いたら僅かなお金しか残らないのでしょう。
それこそ、その日一日のご飯代ぐらいしか。

次回からは、ベトナム北部にあるハロン湾に行ってみまょう。気分はパイレーツオブカリビアン?


にほんブログ村 旅行ブログ 旅日記・旅の思い出へ

気分はパイレーツオブカリビアン? ベトナムのハロン湾②
気分はパイレーツオブカリビアン? ベトナムのハロン湾③
気分はパイレーツオブカリビアン? ベトナムのハロン湾④
気分はパイレーツオブカリビアン? ベトナムのハロン湾⑤
山水画のような景色を求めて 中国の阳朔へ①
山水画のような景色を求めて 中国の阳朔へ②
山水画のような景色を求めて 中国の阳朔へ③
山水画のような景色を求めて 中国の阳朔へ④
山水画のような景色を求めて 中国の阳朔へ⑤
トップページへ

こちらもどうぞ

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です