日本三景の一つ、宮島の厳島神社その2です。
日本三景の一つ、宮島の厳島神社①

それでは、宮島にあるロープウェイに乗って上まであがってみましょう。こんな感じで、振り返ると対岸の本州が見渡せます。
料金は、往復で大人1,800円・小人(6歳~12歳未満)900円、片道で大人1,000円・小人500円です。
季節によっては営業時間も変わってきますので、ご予定を立てる際には事前にご確認くださいね。

途中で一度乗り換えしまして、終点の獅子岩駅までは20分から30分。
獅子岩展望台でこんなものを見つけました。

なんと、超古代文字であるというペトログラフがそこかしこの岩に彫ってあるんですって!マジかよ!という訳で、探してみました。

ありました!あった・・・のかな?ちょっとわかりにくいかもしれませんが、なんとなくYっぽい文字に見えます。
看板と照らし合わせてみると、「大地女神ニンジャあるいはイシスをあらわしたもの」となってます。うーん・・・マジかよ。
他にもいくつかそれっぽいのは見つけましたが、それらはここでは割愛します。是非ご自分の目で探してみてください。

この弥山にはいくつか不思議なものがあるのです。
例えば、獅子岩駅からちょっと歩くと、霊火堂というところがあり、この御堂の中では、弘法大師(空海)が修行の為に焚いた霊火が1200年経った今でも消えずに燃え続けているというのです。いやいやマジかよ。
公式HPによると、この霊火は、広島市の平和記念公園の「平和の灯火」の元火にもなっているようです。

他にも御堂がいくつかあるのですが、私は早々に登山道を下っていきました。
まぁまぁ道が悪い箇所もありましたので、間違ってもヒールなどでは来ず、せめてスニーカー等の歩きやすい靴を履いてきましょう。

そうこうしてる内に、弥山七不思議の一つ、干満岩に着きました。わかります?写真右上にぽっかりと穴がまるで誰かが掘ったかのように口を開けているのが。
看板には、「岩穴の水は、満潮の時には溢れ、干潮の時には乾く。不思議な穴で水は塩分を含んでいる。」とあります。
つまり、説明から普通に考えれば、標高500mの高さにありながら海までつながってる穴がこの岩の下にはあり、常に海水が一定の量を保っていて、満潮時には穴の中の海水が上がってきて溢れ、干潮時には海水が引いていくという事になります。
500mも縦に穴が・・・?まさかね。

これは特に七不思議に数えられる訳ではありませんが、私が個人的に気に入った岩です。
まるで貝殻を一枚コトっと置いたような形。くぼみに雨水がたまり、その水分を糧に木の種子が育ち根を広げる。
岩は、まるでインドのマハーバリプラムにあるクリシュナのバターボールのように、まるでミャンマーのチャイティーヨー・パゴダにあるゴールデンロックのように、不安定な場所に微妙なバランスを保っています。
こういう、さりげない自然の凄さが好きです。

転がらない不思議な岩、クリシュナのバターボール①
神秘の岩 ミャンマーのゴールデンロック①
他にも、まるで「もののけ姫」でモロが寝そべってそうな、今にも「黙れ小僧!」と言われそうな大きな岩もありました。山の上に巨石があるのってすごい不思議です。


視界が開けたと思ったら、眼下に厳島神社と大鳥居が悠然と佇んでいます。まるで、平安時代にタイムスリップしてしまったかのよう。

下までおりてきました。夕日に照らされる厳島神社の本殿。この建築美。美しい。日本て、すごい。

夕日が大鳥居の向こうに沈んでいきます。この景色をきっと、平安時代の人達も眺めていたのでしょう。生活様式は変わってもこの景色をきれいだと眺める人の心は変わっていないに違いありません。


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