元々はイヌ派だったんです、私は。小さい頃は家でイヌ飼ってましたから。
けど、旅してると、意外にも野良猫と接する機会が結構あって、その内にネコ派寄りになってしまったのです。
坂と路地とネコと。尾道を歩く①
坂と路地とネコと。尾道を歩く③
なぜ野良猫と接する機会が結構あるかと言うと、野良猫はニンゲンにエサをもらったら早いし楽だという事を知っているから。ニンゲンに擦り寄って愛想良くしてやったら何かくれるかもしれないという事を知っているから。
そりゃあ警戒心が強くてすぐ逃げる野良猫の方が多いのは間違いないのですが、中にはいるんです、自分から寄ってくるネコが。
向こうからトコトコ軽快な足取りで寄ってきて、足に頭をこすりつけて甘えてくる。
こちらも嬉しくなって撫でたりして相手してやってるだけだと、野良猫さんは「コイツ何もエサくれなさそうだな」と気づくのでしょう、甘えるのをやめます。
そしてまた新しくニンゲンが来たのを知ると、次の獲物だとばかりにそっちに駆け寄っていってしまう。
残された自分は何だか寂しい気分で取り残される。まぁでもあんまり野良猫にエサあげるわけにもいかないし仕方ない。

逆に、野良犬とは気軽に遊べない。もし野良犬に嚙まれて、その犬が狂犬病のウィルスを持っていたら、自分が狂犬病に感染する危険性があるからです。
狂犬病はとても怖い病気なんです。潜伏期間を経て発症してしまったら完治はほぼ望めない。致死率がものすごく高い。
日本ではきちんと予防ワクチンを接種してるはずなので、よっぽどの事がない限り噛まれても大丈夫でしょうけど、噛まれないに越したことはない。なので、野良犬には触ってはいけませんよ。

ネコ、いました。屋根瓦に乗ってるってのがまたいい雰囲気です。
こんなに胴体をキュッと縮められたら可愛さ倍増だぜ。

あ、すいません。変な時にお邪魔しちゃいまして。でもちょっと失礼して、写真1枚だけいいですか?あ、顔出しNGなら?ええ、全然それで構いませんとも。じゃあお顔だけそちら向いといていただきまして。

これはこれはイケメンなネコ様。でもそんなに恐い顔して睨まなくてもいいじゃありませんか。
私はただ散歩してるだけなんですから。もちろんお宅にお邪魔するつもりなんてございませんから警戒しないでください。
ところでとても趣のあるお宅ですね。そのベランダの傷み具合といったら。ああすいません、もう行きますね。

結構離れたのにまだこっち睨んでるよあのネコ・・・。
それにしても、この斜めになってる階段。激アツなんだよなぁ。できればこの階段を歩いて上ってみたいけど、階段の上にイケメンのネコ様がいるからなぁ。顔ひっかかれそう・・・。

神社に続く階段。いいなぁ。途中に灯篭があるのもいい。あ、白いネコが手前と奥に1匹ずついる。
できれば逃げずにいてほしいけど。もうちょっと近づきたいからそのまま逃げないでー。

げげ!あなた、瞳の色が左右違うくないですか?全身真っ白で瞳の色が薄いブルーと濃いオレンジ!?
神秘的でカッコ良過ぎでしょう!えと、ほんとに野良?それとも神獣?・・・なんて。まさかのオッドアイの野良に会えるとは・・・。

・・・、なんだか、あなたに会う事ができただけで、逃げずに写真におさまってくれただけで、尾道に来て良かったと思えます。もうお会いすることは無いとは思いますが、この先の旅路もお元気で。
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