ベトナムの北部にあるハロン湾の記事を。ハロン湾は1994年ユネスコ世界遺産に登録されています。
気分はパイレーツオブカリビアン? ベトナムのハロン湾①
気分はパイレーツオブカリビアン? ベトナムのハロン湾③
気分はパイレーツオブカリビアン? ベトナムのハロン湾④
気分はパイレーツオブカリビアン? ベトナムのハロン湾⑤
全然自慢げに言う必要は無いんですけど、私はいわゆる貧乏バックパッカー旅をしていたわけでして、できるだけ安い宿のドミトリーに泊まり、安いローカルフードを探して食べ、タクシーをできるだけ使わず歩き・・・という旅をしてました。
でも唯一旅先でツアーに参加したのはこのハロン湾だけです。というか実はガイドブックを持たずに旅していた私は(当時はまだスマホも今ほど普及していなかった)、ハロン湾の存在すら知りませんでした。
私がハノイで泊まっていた宿がもう欧米人バックパッカーだらけだったのですが、その宿がハロン湾を含めベトナム各所へのツアーも受け付けていて、一人の欧米人に「これスゲーだろ」と見せられた写真がハロン湾でした。
青い空に海賊船のような船がひしめく風景の写真の数々に、結構本気で「良い」と思ってしまい、私はツアー代と旅の予算とを何度も何度も計算して悩んだ挙句、宿のツアーデスクの前に立ったのです。
ツアー代は確か2泊3日で80US$ぐらいだったような気がします。日帰りや1泊の行程もあったのですが、せっかくだしまぁたまにはいいかと2泊3日を選びました。
同じ宿から15人ぐらいは参加したでしょうか。日本人は自分だけで、他は全員が欧米人。しかもなんか同じ宿で知り合ってたようで既に一部が仲良さげ。気まずい・・・というか心細い。
宿に迎えに来たシャトルバスにそれぞれ乗り込む時、欧米人の一人が「いま俺らまるで日本人みたいだぜ」とジョークを飛ばしました。日本人がグループでツアー海外旅行するのをまるで小馬鹿にするように。
ここにその日本人がいるんだけど・・・、と心の中で思いながらバスに乗り込みました。
ハロン湾について船に乗り込むと、別のツアーで参加した人達も加わり、25人程の乗客になりました。
さぁ、では出発です。
ツアー客はもちろん私達の船だけじゃなく、一日にたっくさんの船が出航します。
それらの船はそこまで大型船ではないものの、数が多い!
金持ってる奴ばっかり乗ってんだろーなー。参加してる自分が言うのもなんだけど。
中にはちょっと大型で高級そうな船もあります。
こんな船に乗ってたら気分はまるでパイレーツオブカリビアン?
私は海賊団の一員にかジャック・スパロウになったかのような気分に浸って気が大きくなるかと思いきや周りはノリノリな欧米人だらけなので肩身が狭い思いの方が勝って隅っこできゅっとナメクジのようになっているのでした。
他のデカい船の上のデッキでは欧米人達がのんびりとくつろいでいます。
そのデカい船の左、見えます?小さい手漕ぎボートが2隻近づいているのが。
彼女らは売り子です。飲み物やお菓子やその他諸々を乗客に売るのです。
いくら観光地に売り子はつきものとはいえ、地元に落としてもらうお金の大切な収入源とはいえ、ここまでついてきますかベトナム人!?
おっと、よく見たらこの船に乗ってる客は年配の日本人ばかりのようです。そりゃ狙い目だわ。
でもこのおばちゃん達バナナか何かの果物だけで勝負してる。
どうやらうまく売れなかったみたいで、「ケチくせー日本人だったわ」とか会話してるんでしょうかね。
ていうかアンタらもバナナだけとかちょっと無理でしょ。
もっと水とかビールとか用意してから来なさいよ。
こちらも根性あります。
屋上デッキで話す欧米人に下から声をかけて物売りするおばちゃん。
このおばちゃんは商品をたくさん揃えてるようだけど、でもその状況はちょっとキツくない?
マジで商魂たくましいわ。
物売りのおばちゃん達のたくましさはひとまず置いといて、ハロン湾の恐るべき風景をご覧ください。
すごくないですか?この風景。ハロン湾にはこういう岩山がずっと連なっている場所なのです。
あれ?でもこれって中国のあの辺で見た事ある気が・・・。次回はこの岩山の話をしたいと思います。
気分はパイレーツオブカリビアン? ベトナムのハロン湾①
気分はパイレーツオブカリビアン? ベトナムのハロン湾③
気分はパイレーツオブカリビアン? ベトナムのハロン湾④
気分はパイレーツオブカリビアン? ベトナムのハロン湾⑤
山水画のような景色を求めて 中国の阳朔へ①
山水画のような景色を求めて 中国の阳朔へ②
山水画のような景色を求めて 中国の阳朔へ③
山水画のような景色を求めて 中国の阳朔へ④
山水画のような景色を求めて 中国の阳朔へ⑤
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