愛知県は名古屋市にある、東山動物園へ行って動物観察をしてきました。
名古屋の東山動物園で動物観察①
東山動物園へのアクセスは、地下鉄が便利でしょうか。私も地下鉄で行きました。
東山線で東山公園駅で下車し、3番出口から出ればすぐ先に東山動物園のゲートが見えます。歩いて数分です。
途中にスーパーがあるので、園内を見て回る際に飲み食いする用に少し買い物しておくと良いかと思います。
ちなみに名古屋市には、東京の山手線のような環状線の地下鉄が通っています。
んー、かなり色々な動物を撮ったからなー、今回はどれからいこうかな~。
んじゃあまずはプレーリードッグからにしようかな。
ちょうど餌の時間だったようで、草とか木の実とかを一心不乱に食べていました。
ほらこのフォルム。卑怯でしょ。可愛すぎる。なんなんこれ。どうなってんの。この、ちょこん感。ずるい。
こちらは世間的にはメジャーな動物ではありませんが、一部ではちょっとした人気があるラーテルという動物。なぜ人気があるのかというと、なんと「世界一怖いもの知らずの動物」として一時的にギネスブックに登録されていたから。性格が荒く、ライオンやコブラなどにも果敢に立ち向かうらしいです。
檻のとこに書いてあった。日本国内でラーテルを観察できるのはここ東山動物園だけなんですって。
こちらは個人的にツボだった鳥。クロエリセイタカシギというらしいんですが、フラミンゴのように片足で立ってるんです。しかも体全体がなんだか流線形でかっこよい。
「つがい」なのか、二人真横に並んでなにやら体勢を合わせ始めました。
あら、のっかった!そういうことだったの?その為にお互いに一度呼吸を合わせてたのかしら?
と思いきやすぐ終わった。でもその後のこの慈しみあう感がまるで人間のよう。
鋭くとがったクチバシで相手を撫でるようなその仕草。
見ているこちらがちょっと気恥ずかしくなってしまうほど。
このエリアではクジャクも一緒に飼育されていて、柵や金網などが無い。なのでクジャク達を手を伸ばせば届くぐらいの距離で観察する事ができました。
クジャク達もオスとメスの攻防が繰り広げられておりましたのです。
羽を広げて思いっきりアピールするオス。人間界で言ったらスーツを着込んで「おねーさんご飯食べに行こうよ、ほら俺カッコイイっしょ?ちょっとだけでいいから、ね?(下心)」って感じかな?
おねーさんクジャクはさすがです。アピールされ慣れてますね、すぐにはホイホイ誘いにのりません。ツンとした表情で華麗にスルー。
オスクジャクはめげません。負けずにアピールを続けています。
「おねーさーん!」
しかしおねーさんクジャクは行ってしまいました。こちらの姿はアピールしながら向きが変わるほど追っかけたけど取り残されたオスクジャクのツーケーです。
背後には別のメスクジャクがいたんですけどね。私の方を振り向いて、みたいな視線で見つめながら。
なんだろう、それぞれが報われない恋心を抱いた三角関係!?
次は、なにやら重苦しい悩みでもありそうなビジュアル系オランウータン。
おい、なんだそのポーズは。イケメンゴリラのシャバーニに対抗してビジュアル系なんか。涙という名の想いのカケラは鮮やかな心のジェイルにラクリマクリスティーか。
ステージから客席にいる我々人間を見る時のこの表情。
これ、確実に自分が見世物になってるの自覚してるよなぁ・・・。
そしてこの落ち込みよう。ほんと人間みたい。もう相当思い悩んでるよなこれは。
「はぁ。毎日毎日人間の見世物になる一生とは。オランウータンという名の俺の一生は頑なな鉄のジェイルにラクリマクリスティーか」・・・なんて。
最後はイケメンゴリラのシャバーニを。
ただ、残念ながら私が行った時は外ではなく屋内にいて、しかも隅の暗い小部屋みたいなところに引っ込んだままできちんと顔を撮る事はできませんでした。
しかもやはり人気は健在で、常にゴリラの前は人だかりだ途切れることはなかったのです。みんなシャバーニが出てくるの待ちで自分の場所を確保したままあんまり動いてくれないのでなかなか普通に写真を撮るのもままならないぐらいでした。
シャバーニも常にカメラ向けられて時にはフラッシュたかれて、もしかしたら嫌がってストレスを感じていたのかもしれません。それぐらい奥に引っ込んだままだった。
東山動物園、面白かった。タイミング次第で動物の色んな表情や生態を見る事ができるし、入園料はそんな高くないのに一日過ごせるし、よかったな。
特に小さい子供いたら動物園はもっと楽しいだろうなあ。いないけど。
そんな訳で前回と今回で、愛知県にある東山動植物園の様子を少しお届けしました。
締めの写真はイケメンゴリラのシャバーニのツーケーでございます。
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